U-NEXTに落ちてるとは言え、初ケリー・ライカートはスクリーンでと温存。
先日当劇場で観た予告に釘付け。
アメリカインディー映画に求めるものが凝縮されたような、90年代とは思えぬざらついた映像から漂う乾きや湿気が堪らない。
州境も越えられぬ、ロードムービーとは言えない無軌道ながら狭い世界での逃避行。
サーカスに行ったという母親は本当に波瀾万丈だったかもしれないし、娘も破天荒な人生を送るのかもしれないし、落とされた銃から始まるこの物語も大した話じゃないのかも。
箱庭から飛び出せない閉塞や鬱屈がオフビートな空気を纏って苦笑を誘う。
当ての無いドライブからコージーが一人になった途端ハイウェイの渋滞に巻き込まれる。
このショットは見事。
出てくるやつ出てくるやつアホばっかで途中から真面目に字幕な眺める程度。
音楽がすごく良いんだが、エンドロールだけ音質90年代。
そこらへんも可愛げある。
立て続けにあと3本観たかったが、雨が降るそうなので目黒から恵比寿まで散歩して帰ろうっと。
目標12000歩/日。
〜〜
今日の一曲
虎舞竜の元ネタなんかなと今更ながら
そいや昨日観たミッシングでもネタとして使われてたなあ
Bruce Springsteen - The River
https://m.youtube.com/watch?v=K2k0qoK2Ac0&pp=ygU344K244Oq44OQ44O8IOODluODq-ODvOOCueOCueODl-ODquODs-OCsOOCueODhuOCo-ODvOODsw%3D%3D