前作よりもコメディタッチな前半から怒涛のCGへ。映像効果の詳しいことは分からんが、2014年のこの辺りでもうCGの技術は最高レベルに到達しているとさえ思う。その技術の結晶としてのエレクトロは眩い輝きを放つ。
前回よりは、怒涛のアクションと派手な展開に比重は寄ったものの、しっかりストーリーもドラマチックに着地させるマーク・ウェブの手腕。
明らかに続編も視野に入れて作られていたであろうアメイジング・スパイダーマンシリーズがここで終わっている事情は知らないが、個人的に1.2ともに最高だっただけに無念。
ヒーローはヒーローであり続けることが、何より難しい。