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降霊 KOUREIのおはうちのレビュー・感想・評価

降霊 KOUREI(1999年製作の映画)
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サブスクに無かった黒沢清監督作です。

もう心霊描写の怖さや演出の素晴らしさよりもストーリーのトンチキさが目立って目立って仕方なくて「どうしてそうなんだ!」と叫びたくなった!子供を見つけて何でそんな事しちゃうの、どうしてそうなるんだ!殴るな!トンチキで面白いよ!怖いよ!

大杉漣に纏わりつく幽霊こわっ、顔がよく見えないでボケてると何で怖いんだろうな。こういう時の大杉漣いいっすよね。ファミレスから出ていくのを幽霊が追いかけていくCG?の気味悪さ、鈍い横移動が怖い。合成感の強い異物感がプラスに働いていて凄かったね。

借りたDVDの画質悪めで俳優の顔がよく分かんないせいで、祈祷師が哀川翔って最初気付かなかったよ。喋り方と声で分かった。しかし、画質ガビガビのせいで幽霊の顔がよく分かんないのと同じように普通の俳優も余計に怖く感じたのでプラスに働いていた。

役所広司さんホント何考えてっか分からなくて最高な。自業自得で纏わりつく幽霊に、妻には手を出すな俺だけにしなと言ったそばから幽霊が現れたもんだから棒でタコ殴りにしまくって意味不明な殺意の発露がオモロい。

肩に幽霊の腕が乗っかると肩凝っているような仕草をしていたのオモロい。ナナミン呼んで祓ってもらいな。
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