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エヴァの告白の映画好きのレビュー・感想・評価

エヴァの告白(2013年製作の映画)
3.3
暗い画面に暗いストーリーだけれど、当時の移民と言うのはこの様に苦労して努力して生き延びて来たのだろう。
エヴァの、何としても妹と一緒に生き延びてやろうという強い意志。
その為には盗みも売春も生きる手段として当然のこととなる。

女を商売として利用する割に、情が深く、感情的で不安定なブルーノを演じる
ホアキン・フェニックスか見ていて苦しい。
惚れた女に身を売らせるって、どこまで屈折しているんだろう。

横恋慕する親友のオーランドは良い人らしいが、過去にブルーノを傷つけた為
どことなく私もしては信用できず。

そんな男どもをモノともせず
生き延びる事を諦めずに進むエヴァ。

エヴァという迷える子羊は、
道に戻って神様を喜ばせてのだろうか。

ブルーノの恋心が切ない。
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