地球外生命体

ある過去の行方の地球外生命体のレビュー・感想・評価

ある過去の行方(2013年製作の映画)
4.0
イラン映画で初めてアカデミー外国語映画賞を受賞、ベルリン国際映画祭でも金熊賞を含む3冠を達成した『別離』(2011)のアスガー・ファルハディ監督が、初めて国外を舞台に撮り上げた長編作。

第86回アカデミー賞外国語映画部門のイラン代表作品。

子連れのカップルが再婚を考えるが、娘の告白がきっかけで、それぞれの過去や本心が次々と明らかになり、見えなかった真実が浮き彫りになっていく様子をサスペンスタッチに描いた。夫と別れて4年がたつシングルマザーのマリーは、子持ちの男性サミールとの再婚を予定し、新たな生活を始めていた。しかし、正式な離婚手続きをしていないため、イランにいる夫のアーマドをパリに呼び寄せる。アーマドはマリーの新しい家庭と生活を目の当たりするが、そこにはどこか不穏な空気が流れていた。長女リュシーとの関係がうまくいっていないというマリーから、娘の本音を探ってほしいと頼まれたアーマドは、リュシーの話を聞くことになるが……。

★2013年カンヌ国際映画祭
女優賞(ベレニス・ベジョ)
エキュメニカル審査員賞
★国際シネフィル協会賞
脚本賞
★2013年ポーランド映画批評家協会賞
外国語映画賞
★2013年ダブリン国際映画祭
脚本賞
★2013年ナショナル・ボード・オブ・レビュー
外国語映画賞
★2013年オスロ・フロム・ザ・サウス映画祭
観客賞
★2014年クロトゥルーディス賞
作品賞
監督賞
脚本賞
★2014年パームスプリングス国際映画祭
【国際映画批評家連盟賞】
女優賞(ベレニス・ベジョ)
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