はま

口裂け女 in L.A.のはまのレビュー・感想・評価

口裂け女 in L.A.(2014年製作の映画)
3.2
やっぱり誰かと一緒に映画を観る時はクソ映画に限る!(笑)
タイトルから溢れ出るバカバカしさ、あらすじから滲み出る真面目コメディ感、全てにおいてブッ飛んでいる今作。「ホラー映画」だと思って観ると怒り狂うことでしょう。これは全てのスタッフが尽力した「コメディ映画」である。そう思って見てもらいたい。
私は爆笑しました!(笑)

口裂け女がタイトルになっているから最初と最後はしっかり口裂け女なんだけど、構成としてはオムニバス的な感じにもなってて、こっくりさんやゾンビや貞子(的なやつ)まで出てきてまさに「ジャパニーズお化けアベンジャーズ」である!

私のお気に入りは「陰陽師vs神父」←文字にしただけで既に面白い
突っ込みどころが多すぎて突っ込む気にもならないのが面白いB級、C級映画の条件だと思うから、その点で今作は条件満たしすぎです。
お 前 そ れ 陰 陽 師 な ん か ?
え っ な に そ れ ?
過 労 死 て w w w w w w w
いちいち書き出すと本当にキリがない。楽しい映画ですほんと。「お前もゾンビにしてやろうか!」ほんと好き。なんかもうクセになる感じ。

でもちゃんと起承転結(?)あって終わり方もちゃんとしてて…視覚的に頭おかしいだけで(セリフもなかなか危ないですが)、根本的な作り方はしっかりしてる印象でしたよ。
まぁそこがしっかりしてなかったらただのクソ映画ですから…

笑いの良い余韻と、いろんな意味で強い印象を残していった一本。もう二度と見ることはないでしょう(笑)
はま

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