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ペコロスの母に会いに行くのいろはのレビュー・感想・評価

ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)
3.5
長崎に住む認知症の母と息子のペコロス(玉ねぎ頭)の日常。

温水洋一に竹中直人…あっ…👴(察し)

エッセイ漫画が原作ということでリアルな日常がコミカルに描かれていて、重くなり過ぎていないのが良かった。
ただ、介護士さんへのセクハラはコミカルに描かないで欲しかったな。
前半おもしろかったのに中盤からダラダラしだして2時間は長く感じた。

認知症になると本当に同じことを何回も話したり、外に出たらだめだよって家に連れ戻した数分後には外に出てたり。
十数年前から認知症で今年とうとう施設に入所したうちの祖母とペコロスの母を重ねてしまって切なくなった。
母と祖父が施設に入れるか最後まで悩んでたのを聞いてたから、「施設に入れることは親を捨てることじゃない」って言葉が染みたなぁ。

「認知症もそんなに悪いことばかりじゃない」って、患者とその周りが思えるようになったら幸せだよね。
良くも悪くも捉え方次第。
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