コロナ禍、東京の中心、遡る6年分の7月26日。
終わりから始まりを見せられるのがなんともいえない感情になる。そして部屋の感じから恋人の空気感がすごくリアルでえぐい。
どことなく「花束みたいな恋をした」に近い印象を感じたけど、思い出に浸って切ない苦しいというより、この瞬間は二度と訪れないから今を大切に過ごそうって気持ちになった。
最後の方の「どこかで〜…」の質問に対する答え方がめちゃくちゃ印象に残ってる。
ほんとにちょっと思い出しただけって話。
キャストも音楽も良かった。
先日ひっっさしぶりに行ったフェスでクリープハイプがセトリ1曲目に「ナイトオンザプラネット」をやっていて、帰ってから本作の主題歌と知って鑑賞したんだけど、曲が作品とぴったりすぎる！
と思って調べたら
尾崎世界観のマイベスト映画が「ナイト・オン・ザ・プラネット」（バンド名のハイプは同作の台詞から付けた。あえて1回しか観ていないそう。）→ 映画から着想を得て生まれた曲を松居大悟監督に送る → MVだけじゃもったいない！曲を基に映画を作ろう！ という流れで製作されたそうで。
クリープと松居大悟監督の繋がりエピまで素敵だった。
挿入歌メモ：君の部屋、さっきの話、exダーリン
