ゆず

40歳からの家族ケーカクのゆずのネタバレレビュー・内容・結末

40歳からの家族ケーカク(2012年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

ノックトアップのヒロインの姉夫婦を主役にしたスピンオフ。妻は情熱のない夫に失望し、夫は男一人で居場所がない。おまけに双方仕事が上手くいっていない。デビーはとうとう40歳の誕生日を迎え、もうすぐピートも40歳。しかし家族仲はじわじわと悪化している気がする。夫婦間の愛はもう冷めたのだろうか。このままではまずい、何とかしないと。でもいったい何をどうすれば。

娘2人の子育てに手を焼き、物事が上手くいかなくても相手や親のせいにしてばかり。悪人ではないがどうにもダメダメな夫婦。喧嘩ばかりしている。これは更年期障害と言われても仕方ない。正直メインのポール&レスリーより、他の脇役(と子供達)の方がキャラが良いというか…夫婦のキャラや魅力が弱すぎるような。

シモネタやら洋画ネタやら1つ1つは面白いんだけど、どうにもぶつ切りというか、笑いが続かない。デビーがずーっとイライラしてるし口喧嘩はさみまくるので、いまいちノれないまま見終わってしまった。コメディとしてはかなりひかえめに感じたのはそのせいかなー。セクシー担当のミーガン・フォックスや、ジェイソン・シーゲル、クリス・オダウド、メリッサ・マッカーシーあたりの脇に出てくるコメディ俳優達の方が面白く見えちゃう。
家族間はともかく、盛り上がりがあまりないまま、仕事のことも放置したままで終わっちゃうし、お話として微妙な感じ。2時間もかける必要はなかったんじゃないかなと思ってしまった(あとピート父クズすぎると思う…w)。多分共感ポイントがあまりなかったせい。夫婦間や子育てあるあるみたいなモノに共感して笑える人には良いのかもしれない。
ゆず

ゆず