安堵霊タラコフスキー

不気味なものの肌に触れるの安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)
4.2
やっぱ濱口竜介作品ってこういう湿度の高い文学的作品多めよねと改めて思った中編映画。

演劇レッスンでよくやる(気がする)触れる寸前で相手の感覚を察するような動作を主軸としていて、その様子が男同士のセッ○スにも見えたこともあってドロドロとした人間関係になっているように思えた点が面白かった。

あとあまり必然性の無いボーリング場を映した箇所やおっさんらの戯れを見ると、この監督が相当ジョン・カサヴェテスを敬愛していることがよくわかって微笑ましかった。