とりあえず
老けメイク秀逸!
目元のシワ、芸術的!!
人間の心を描く作品に於いて、この年月を刻み込むシワ・・・
重要でしょうよ!
(美術的な)この完成度、この作品に対する真摯な態度
冒頭のペネロペの容姿を通して、まずそこに恐れ入りました
人生に光が射す瞬間・・・の映画
見えない真実によって、暗闇に閉ざされることもあれば
思いがけない真実によって、光が射すことも…
一組の男女の愛の物語
すれ違いの原因が不妊とあって
同じ女性としては胸が痛いです
だから、ペネロペの苦悩とか決断とか
何も否定できない、生きザマを描いた力強さがあります
それだけでも、十分ストーリーとして成り立つのに
あの時代、あの場所・・・
とんでもない結末でした
壮絶過ぎて、なんというか
ミステリーの謎解きのような
そういう色調になってしまったのは、ちょっと残念
その辛過ぎる現実を、どう受け入れるのか
どう生まれ変るのか
そういう部分をもう少し観たかった気もします
恋人に対する愛
子供に対する愛
その真価が、交錯するドラマ
なかなか見応えありました♪