このレビューはネタバレを含みます
映画 「ある愛へと続く旅」
1992-1995に勃発したボスニア・ヘルツェゴビナ紛争をテーマとした映画
映画の台詞にあったように
「人間であることを恥ずかしく思う」映画だった。
戦争は、死の恐怖ももちろんだけど、生き残る恐怖もあると思った。
この映画で一番衝撃的だったのは、
ボスニャック人女性(イスラム系)のアスカが、セルビア人兵士に強姦されたシーン。
当時、セルビア人は、ボスニャック女性を民族浄化という名目で強姦し強制出産させていたらしい。
生き残っていても、「強姦収容所」に入れられ精神的にも肉体的にもボロボロになる恐怖は計り知れない。
ペネロペクルスが出てる映画を検索したらたまたまこの映画をみつけて観たけど、
民族紛争、不妊、代理母、民族浄化、愛について考える良い機会になった!