画家ルノワールとモデル、そのモデルとルノワールの息子とのちょっと入り組んだロマンス的物語。
ルノワールに関しては「印象派」メンバーとしてごく一般的知識しかなく、映画のストーリーについては史実に則った物かちょっと判別がつかなかった。
ラストで息子とモデルについてのテロップが出たことで、ある程度は史実がベースになっていたのだと得心。
個人的に期待したのが「いかにしてルノワールは裸婦の絵を描いたのか」だったので、息子とモデルの痴話話がメインになってからこちらの気が散漫になってしまった。それは決して映画のせいではないけれど・・
モデル役女優のヌードは確かにルノワール絵画のモデルっぽかったけれど、演技も含めると魅力は正直乏しかった。
とはいえ、ルノワール一家に関する「生臭い話」を知りえたのは一つの収穫。