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午前一時のadeamのレビュー・感想・評価

午前一時(1916年製作の映画)
2.0
チャップリンのミューチュアル社時代の短編。
酔っぱらいのチャーリーが車で自宅に到着するところから始まり、部屋に帰って就寝するまでを描いているのですが、その過程で絨毯や階段や扉に邪魔をされ続ける物語です。
得意のパントマイムを中心に据えた作品として知られ、その名人芸を存分に堪能できました。
特に階段で披露される重力無視の動きは驚異的です。
バストショットやクローズアップを差し込むなど、映像に変化を持たせようとはしているものの、カット割が唐突かつ不自然なために効果的とは言えなかった気がします。
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