混迷するDCが発表した新たなユニバース構想以前に制作されながらもそこに組み込まれるという奇妙な立ち位置となった作品。
地上最速のヒーローが時空をも超えて過去を変えようと奮闘する物語です。
流行りのマルチバース設定には辟易しましたが、かつてスーパーマンが地球を半回転した滅茶苦茶さに比べたらちゃんとヒーローとしての特性と紐づけられているのは良かったです。
しかし至極個人的な主人公の目的には最後まで共感できず、話にノレませんでした。
アクションも序盤の赤ちゃん救出がピークでその後はワンパターンだった気がします。
エズラ・ミラーはハマり役でしたが、笑いを取りにくる2人のやり取りは寒かったです。
