トムザイルft.白蛇神

O嬢の物語のトムザイルft.白蛇神のレビュー・感想・評価

O嬢の物語(1975年製作の映画)
3.9
再鑑賞。前回観た時は過去に残した下のレビューにもある様に全く感じるものが無かったが、今回改めて観てみたら意外と楽しめた。

観る視点次第で面白くもつまらなくもなる作品ではないかと。

特筆すべき点は文学的なプロット、美術、そしてBDSMの基本的な事が描かれている事だろう。

個人的に大げさなプログレ的な音楽(BGM)挿入が気に入らなかったが、当時の時代背景を考えると妥当なのかな。

なんにせよ、数あるBDSM的映画の金字塔作品である事には変わらず、これを世に送り出した意味やその影響は大きく無視できないと思う。

なぜ過去に観た時こんな評価が低かったのか謎である、と思う位良作なのでは。


【過去レビュー】
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映像に時代を感じたり不必要なシーンや中途半端なカットほか、一線通り越してコメディとして観ると吉と出てます まあでもこの作品が制作された当時を考えたら前衛的な作品だったのだろう 原作に忠実だったらもう少しマシだったのかな