じぇいらふ

マッキー/Makkhiのじぇいらふのレビュー・感想・評価

マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)
4.1
ハエを主人公に、休憩挟んでのがっつり2時間半のノンストップエンタテインメント。凄い❗️インド映画恐るべし🤣👍👍👍👍
バーブバリの監督さんですね✨

NGO活動をしている美女ビンドゥに恋をする若者ジャニ。悪徳社長スディーブ(役者も同じ名前⁉️)に疎まれ、ジャニは殺される。転生してハエに生まれ変わったジャニは復讐の為戻ってきた。。。

これハエ視点のジェットコースター的アクションや、まるで人間の様に復讐の為に装備したり、鍛えたり(どこに筋肉が笑)、特殊効果が面白いのですが、この作品最大の貢献はなんといっても悪漢社長のスディーブですよ。
ハエにまとわりつかれて、夜も眠れない。これかなりきつい笑。しまいにはノイローゼになり、商談も上手くいかず追い詰められる。
なんでも出来るし女性は全ておれのモノ的な人物が、ハエひとつにボロボロになっていく感じがとてもいいです。というか、ほぼほぼ彼を観る映画です笑。凄い👍良き悪役。
スディーブは今作の演技が評価されて、いろいろその後のオファーに繋がったみたい。

ジャニがハエに転生したことを、ビンドゥに伝えたら、彼女あっさり復讐に加担して社長殺害に協力するあたり、復讐こそ正義❗️血の制裁を‼️というちょっと血生臭い感じは、日本人にはちょっと出せないインドっぽいなあと思いました。

インド映画らしい愉しい歌と踊りは健在で、最後ハエの大団円シーンもある笑。そういう手抜きのない徹底した感じはさすがです。
こういうの見ると、エンタテインメントて向いてる向いてないのお国柄あるよなあと思ってしまう。インドは🇮🇳エンタテインメント向き‼️