ご機嫌な黄色

マッキー/Makkhiのご機嫌な黄色のレビュー・感想・評価

マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)
4.5
キアヌやブロンソンを凌駕する絶許絶対コろすマンのおはなし
インド映画や演者の魅力を越えて楽しめる勧善懲悪ファンタジーエンタメなのでカミサマ監督作品に畏れ多くも星つけます

純愛ポジティブ青年がイケボ悪人に殺されて転生したらハエだった件
色々と懐かしい
ちっこいNOKIAとかストーカー純愛とか
転生したのにチート出来ずひたすら健気に頑張るケナゲぼーぼーマッキーに人生で初めてハエを応援する90分をお約束

悪人社長はホント気の毒で可哀想であればあるほど愛おしくなるチャーミングっぷり
マッキーは蝿体で限られたボディーランゲージと複眼の開き加減(?)だけなのに凄く感情移入できるのが凄いなと

容赦無いです
いろんな意味でかな〜りしつこいです
監督の手腕は勿論だが、今作は原案プラサード父ちゃんの頭オカシイ(超絶褒めてる)具合が極まってるように感じた
脚本もそうかと思ったらマウリ神でしたね

出来れば劇場で見てほしい
家だと感動を自ら茶化して終る可能性がある
複眼なハエ視点や羽音や鳥の描写はスクリーンの価値がある

そんなおはなし、RRRのヴェンカタ役のアジャイ・デーヴガンのお声な父が息子に話してるってテイ

おかわり済
ご機嫌な黄色

ご機嫌な黄色