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さて、本作は自己愛性パーソナリティ障害の青年を主人公に置き、絵本作家の母と臨床心理士の娘の親子関係も描いています。
意外な組み合わせの出会いは、素敵です。青年はおばあさんと交流し、徐々に柔らかくなります。しかし、そのおばあさんも母として欠陥があり、娘と衝突しております。このおばあの二面性に人間の脆さを感じました。
若かりし田中圭が主演を務めています。演技はさほど変わりませんが、雰囲気が今と全く違います。初々しい。
低予算クオリティですが、観てよかったです。何より、尺を100分に抑えてくれるあたりが良心的です。
