このレビューはネタバレを含みます
ラストの「種明かし」が最高。薄々勘づきつつも、心震えました。
お母さんからのお手紙が燃えてしまわなくて、本当に良かった。あたらしい家族ができても、ぽっかりと空いてしまった家族の穴を埋める存在ができても、やっぱりジョシュとレクシーには節目節目で、母の遺した言葉を受けとってほしい。ケイティはアレックス家族の傷を癒すことはできても、穴を埋める存在になれても、ジョーの代わりにはなれないもの。
「セイフ・ヘイブン」のヘイブンとは「避難場所」とのこと。なるほど。
切なさが溢れつつも、幸せで救いある素敵なラストです。ケイティとジョーの友情が、何よりの救い。どうかジョーのことを、お母さんのことを忘れずに、これからもみんな幸せでいてね、と願わずにはいられない美しい終わり方でした。
自分ではきっと選ばなかった作品なので、おすすめしてくれた友人に感謝です(*^^*)
