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るろうに剣心 京都大火編のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)
5.0
動乱の幕末で最強の伝説を残した男、緋村剣心。かつては“人斬り抜刀斎"と恐れられたが、新時代を迎え、大切な仲間達と穏やかな日々を送っていた。
そんな時、剣心は新政府から、剣心の後継者として“影の人斬り役"を務めた志々雄真実を討つように頼まれる。
新政府に裏切られ焼き殺されたはずなのに、奇跡的に蘇った志々雄は京都で戦闘集団を作り上げ、日本征服を狙っていた。
かつては剣の腕も頭脳も剣心と互角だった志々雄だが、今や誰もが恐れる魂の凶悪さを持つ最恐の敵となり、剣心と志々雄は宿命の対面を果たし、志々雄が京都を焼きつくそうとしている計画を知る。
さらに志々雄一派以外にも、「剣心に勝って己こそが最強」を証明しようとしている元御庭番衆 四乃森蒼紫がいた。
不殺(ころさず)の誓いを破らずに何人もの敵を倒すことが出来るのか。
最大の危機に立つ剣心の元に仲間達が駆けつける。
だが、志々雄の企てた京都大火の裏にはもっと恐るべき陰謀が隠されていた。
今回は原作でも人気の高い「京都編」を映画化しただけあって、全てにおいてパワーアップしています。
志々雄の部下たちと剣心の前作の観柳亭での集団バトルを越える迫力満点の集団バトル、剣心と互角の瞬足の持ち主・宗次郎と剣心のハイスピードバトル、刀狩りの張と逆刃刀を折られた剣心のバトル、剣心チームと志々雄一派の集団バトル、仕込みトンファーを使う翁と二刀流の蒼紫のハイスピードバトルと全てのバトルが前作を越える迫力満点のバトルの連続で、自分が暗殺家業を辞めた後で暗殺家業を引き継いだ志々雄と剣心の戦いは、剣心が暗殺家業をしていた過去に向き合って改めて「不殺殺さず」の信念を再確認し、名も無き市民を守るために戦う決心をした剣心と「弱肉強食」を信念としてこの世を修羅に変えようとする志々雄の己自身の信念を賭けた戦いで、より熱いドラマがあります。
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