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ランボー3/怒りのアフガンのtoriten45のレビュー・感想・評価

3.1
冒頭のランボーの後ろ姿は背中の筋肉が隆々で仕上がってます。反対を向いたままギューっとハチマキを縛って、バッと振り返えるランボーの顔はすでに戦いモード。クリっとした目に意表を突かれて不覚にも笑いかけました。可愛らし。

パート1はランボーがベトナム帰還兵として抱える不満や怒り、拠り所のない心情が描かれたメッセージ性の強い作品でした。

前作となるパート2からが“ザ・ランボー”の始まり。パート3も舞台はアフガンと変わりますが“ザ・ランボー”は続きます。

80年代当時の米国政権(レーガン)は「強いアメリカ」をアピールし、アメリカ国民もそれを歓迎していた雰囲気がありました。冷戦真っ只中なのでソ連は悪。そんな時代。

たった一人で悪人をバッタバッタ倒していく分かりやすいヒーロー像が描かれているB級テイストな娯楽ムービー。

それにしてもランボーは前作からカーネル(トラウトマン大佐)に振り回されている気が…。せっかく戦争と縁のない生活を取り戻してたのに…。
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