前から気になっていた作品、見放題になかなか乗ってこないので、Amazonプライムで100円レンタル。ベンスティラーなので勝手にコメディかと思いこんでいた。。。とはいえ、旅気分を味わえるという期待には応えてくれた。
時代の流れか、有名雑誌LIFEに紙媒体終了の時が訪れる。完璧にネガを管理してきたウォルターだったが、最終回の表紙用のネガ25番だけを見つけられず、その前後の写真をヒントに探し始める。。
以下ネタバレ感想
雑誌LIFEは写真がウリで、そのカメラマンは定住地がないくらいに世界中を飛び回ってるのに対し、そのネガを管理するウォルターは、生活圏内で平凡な日々の繰り返すだけという対比。でもそのお陰か、ウォルターの妄想がやたらダイナミックなのが面白い。
結果、その妄想が25番探しをする彼の背中を押す。大事なシーンで流れたデビッドボウイが良き。
ストーリーの結末はおおよそ想像通りで、わらしべ長者的な部分がもっとあると楽しかったのになと感じた。一方で映像では、NYを飛び出した旅景色が素晴らしい。景色以外も、文字が背景に溶け込んでたり、カメラアングルもオシャレで、縦半分に割った構図が多用されていたのが印象的だった。
こういう感じで出てくるショーンペン、画面が引き締まるね。
