このレビューはネタバレを含みます
お話もさる事ながら、ロケーションが素晴らしいのです。
グリーンランドの北極圏ならではの青くガランとした雰囲気といい、ヒマラヤでの朱色の夕暮れ、そしてアイスランドでの広い空の下、若葉色の火山の山並。
そんな中でのスケボーシーンの爽快感はエラく気持ちいいのです。“ナイストライ、ウォルター!イカしてるぜ!”ってな感じですかね。
がしかし、冒険に出る前のウォルターときたら…フリーズする程の妄想癖の持ち主に対する周りの反応は、そりゃあんな感じになりますわな。^_^;
それでも、いやだからこそ、あのラストシーンにはグッとくるものがありました。“実は冒険に出るずっと前からイカしてたんだウォルターは”…ってね。ホホホ…
ところで、オリジナル版の「虹を掴む男」も気になります、観てみたいものです。