最初は全員よそよそしく、フランクに会話できるようになり、陰口を言い合いそれをぶちまけ、朝日を浴びて我に返り日常へと帰っていく。
一連の流れは観ていて面白いのだが、いかんせん長すぎる。
ラストでドラマチックに再会を果たしたと思った主人公の喜びかたを見ると、内容的には欲の渦っぽいこの映画のタイトル、彼だけが愛を感じていてそこに巻き込まれたかったということだろうか。
非日常の場が「本当の自分をさらけ出す場所」なのか「違う自分になれる場所」なのかは個人によって違うし、その非日常の関係性を外に持ち出されるのは困るだろうなぁと。
