空に落ちていく。
際限のないような底へ向かって落ちていく、広大無辺な空への恐怖感を得られたら、自分が今、地に足がついていることに、ほっと一息つける、それだけの映画です。
いや、まぁ違うけど、褒め言葉ですよ、これ。
グラビティがなぜ最高に面白かったか、、それは最後に重力を感じれることへの感激、またはシンプルな、普段は気にもしないことを感動できるということ。
逆転した世界があったら、、そして同時に存在して、そんな人たち邂逅したら、、そして実は自分たちが住んでいる世界のどちらが本当でとか、急に訳がわからなくなったら、、
とにかく地に足がついていることが、とりあえず全力で安心できるよね、と。
物語とか以上に、そこを感じれれば及第。
もうちょっとエモーショナルにテンポよくストーリーが流れてもよかったかもね。世界観など面白かった訳だから。