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サカサマのパテマのJのレビュー・感想・評価

サカサマのパテマ(2013年製作の映画)
3.7
空に落ちていく。
際限のないような底へ向かって落ちていく、広大無辺な空への恐怖感を得られたら、自分が今、地に足がついていることに、ほっと一息つける、それだけの映画です。

いや、まぁ違うけど、褒め言葉ですよ、これ。

グラビティがなぜ最高に面白かったか、、それは最後に重力を感じれることへの感激、またはシンプルな、普段は気にもしないことを感動できるということ。

逆転した世界があったら、、そして同時に存在して、そんな人たち邂逅したら、、そして実は自分たちが住んでいる世界のどちらが本当でとか、急に訳がわからなくなったら、、
とにかく地に足がついていることが、とりあえず全力で安心できるよね、と。

物語とか以上に、そこを感じれれば及第。
もうちょっとエモーショナルにテンポよくストーリーが流れてもよかったかもね。世界観など面白かった訳だから。
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