アマプラ配信終了間際シリーズ。
ほんのちょっとしたボタンの掛け違いだったはずが、結果がとんでもないものになることは往々にしてある。タッチの差で間に合って、最悪の事態を免れることもあれば、気づいたけれど時既に遅しなこともある。また、チャンスがあったのに逃すことも。登場する家族や人物たちは、ラスト皆が皆救われるわけではない。ボイド一家、ハル夫妻、ジェイソン親子、カイル。それぞれが間に合ったり間に合わなかったり、チャンスを逃したりと三者三様の結末を迎える。米国映画にしては珍しく大団円を迎える作品ではない。それぞれの謎や事件を巡る点でも派手さはないが、自分の身近な人たちとの関係を見つめ直す気にさせる、なかなか掘り出し物な作品だった。(ラストのスローモーションの演出は微妙だったが…)
それにしても、ポーラ・パットンの息子の名前がイーサン…。(M:Iゴースト・プロトコル出演)