じゅり

ラストエンペラーのじゅりのネタバレレビュー・内容・結末

ラストエンペラー(1987年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

長くて中盤うとうとしたけどすんごい面白かった。中国の歴史は高校日本史でしか知らんからもっと知りたいなあと思った。でもそれぐらいの浅い知識でもまあまあ分かるぐらいでちょうど良い。初めは溥儀(めちゃくちゃ可愛い3歳)が紫禁城の中で皇帝に即位するシーンから。その城の中のシーンがずっと綺麗。建物衣装髪型メイクどれも豪華ですごく見ててたのしい。若い頃の溥儀ずっとかっこいいけど本物もわりとかっこよかったんかなあ。でも遊んでいてもやっぱり幸せにはなれなくて、アーモと、第一皇后(?)と同じような別れ方するのが悲しい。ほんと、溥儀の人生フィクションなんかなと思うほど濃くて激動。最後のコオロギのシーンで、ずっとずっと皇帝という逃げられない地位から本当の意味で解放されたんやなと思った。ただ、やっぱりみんな流暢な英語でずっっと話が進むから是非これは中国語で話して欲しい。日本人もみんな英語やし、少しそれだけ冷める。でもそれ以上に見ごたえがすごくあるし音楽もすごく良い。甘粕役が坂本龍一やったの今知ってびっくりしてる。作曲して演技までできちゃうのすご。
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