johann

ラストエンペラーのjohannのレビュー・感想・評価

ラストエンペラー(1987年製作の映画)
4.0
高校生の頃、北京に駐在していた父に連れ立って故宮を訪れたのは鮮明に思い出される。気温はマイナス10度を下回り、昔ここに住んでいた人達はさぞ大変だったろうと憐んだ記憶がある。
そして何より共産党のランドマークたる天安門広場から程近かったことも印象的(溥儀が地面に耳を澄まし、城外のデモに関心を寄せたシーンは勝手に腹落ちした)。
ラストまであくまで淡々と(画は美しく)描いてくれて良かった、彼の人生がそもそも劇的すぎるので
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