ラストエンペラーのCHEAPGUYのレビュー・感想・評価

時代に翻弄された清朝最後の皇帝愛新覚羅溥儀の生涯。それを淡々と描くだけのシンプルな映画だが見ごたえがあるのは紫禁城でのロケに代表されるスケールの大きさと坂本龍一のもの哀しいテーマ音楽ゆえ。このお話がよく中国で撮影された（許可された）ものだ。
惜しむらくは、西欧向けの作品だとしても、中国語で語るべきは中国語で語り、字幕を付けるべきだった。