ハレルヤ

ハンガー・ゲーム2のハレルヤのレビュー・感想・評価

ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)
3.6
独裁国家パネムが主催する少年少女たちが殺し合う「ハンガー・ゲーム」。そのゲームから生き残ったカットニスとピータは、歴代の優勝者たちが集まる特別大会に参加させられる。熾烈な戦いの中でパネムへの反逆を企てていく物語。

「ハンガー・ゲーム」シリーズ2作目。1作目を見て以来長年続きを見るのを放置していましたが、現在シリーズの前日譚にあたる「ハンガー・ゲーム0」が公開されている事もあり、見てみるかと思って鑑賞に至りました。

前作を見たのは10年ほど前で、ほぼ忘れてるのも同然の状態でしたが、いざ見始めると登場人物たちの関係性もすぐに思い出して割とスッと入れました。

ゲームで優勝して生き残ったものの、パネムの独裁国家らしい傍若無人な振る舞いで反逆への意志を強めるカットニス。そんな彼女やその仲間の様子を危惧したパネムは、再びハンガー・ゲームを開催し、彼女たちを消そうと画策する。

歴代優勝者たち同士の戦いの割には、そこまで互いに激しく戦い合ってる訳では無かった気がしましたし、灼熱の環境に毒の霧、獰猛なマンドリルとの戦いと人間同士の戦い以外が目立ってたという印象でしたね。

序盤の導入と後半のサバイバルはそれなりに見応えはありましたが、中盤の戦いに入るまでが退屈でした。巧いこと切り詰めたら2時間ほどに収まったはず。

マイナス面もありながらやはりハリウッド大作らしい映像の作り込みの凄さは天下一品。次に繋がる終わり方も続きが楽しみになるものでした。このままあと2作見ていきましょうか。
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