ディカプリオの演技には感心するが、それ以外は特になんてことのない作品。
ずっと金と女とドラッグの話をしてる。
2013年の作品とのことだが、まだ当時はこういう生活に憧れる価値観が一般的だったんだろうか？
近年はドーパミン的な快楽より穏やかで自由な生活が志向される価値観が強くなっているので、こういう忙しない生き方には憧れないなあという感想になってしまった。
ストーリーについて、大体金女ドラッグの3つで回っていて一本調子なので微妙に盛り上がりが薄いと思った。
額面が大きくなった、数字がデカくなっただけでやってること変わらんやんけ…っていう。
そこできっちり盛り上げておければその後の展開も楽しめるのかもしれないが、盛り上がりきれなかったのでなんか全体的にイマイチだったかな。
百歩譲って金女ドラッグの3つにハマりきりになることに魅力を感じるような価値観であれば楽しめたのかもしれない…いや、それにしてもやっぱ抑揚が足りないからダメだろうな。
演技についてはただひたすらディカプリオが素晴らしくて、ディカプリオじゃなかったらとても見れない作品になってたんじゃないだろうか、と思うくらい際立っていた。天才。
