KenzOasis

ウルフ・オブ・ウォールストリートのKenzOasisのレビュー・感想・評価

4.0
波瀾万丈とはまさにこのこと。ひたすら欲に忠実に生きた男の半生。

スコセッシ監督とディカプリオのコンビは大好きで例外なく面白いと思ってますし面白かったけど
長い!笑
ただまあ三時間使ってもまだこの濃密さ具合はすげーなと。

序盤しか出てきてないのに、その後の人生に影響与えまくったマシューマコノヒーの存在感たるや。上手すぎやろと笑けました。

「金があれば大抵のことは解決する」

否定はできない。故に、人間例外なく自分たちで作ったものに狂わされていくのかと改めて感じますね。。
酒、ドラッグ、金。

ディカプリオの、欲に呑み込まれた成り上がりの口達者で、狂い方すら才能を感じる狂人具合は見事。早漏です。

しんどい役柄をここまでやっちゃえるかとビックリしました笑
レモンのせいで動けないシーンなんて、後のレヴェナントに活きてそう。

キャストも豪華。「アーティスト」のジャンデュジャルダン、マーゴットロビー、ジョンファヴローまで!
豪華な面々で暴れまくり。みんなで手分けして509回fuck言うてます。

マッドマックスをイジるようなシーンあるけど、あんたら全員マッドマックスばりの終焉感あったよ。そんな映画です。
KenzOasis

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