RYUYA

アメリカン・ハッスルのRYUYAのレビュー・感想・評価

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)
4.0
金と嘘と女のゴタゴタを描いているのに、全体のテンションが高いからか、すごく爽快。声を出して笑う場面もたくさんあるし、特に後半に畳み掛けてくる感じ。

ファーストカットのセンスの良さ、時系列を少し入れ替えるだけで、ここまで引き込まれるとは、、、

ベストタイミングでデ・ニーロが登場する、ラッセル監督のあからさまなサプライズ精神も好き。

鼻で薬を吸ったり、黒人のジャズバンドがいたり、柄物のジャケットやキューバシャツが多く着用されていたり、、、さりげなく70年代アメリカの雰囲気を演出しているのが良い。

カジノ・パーティのシーンのジェニファー・ローレンスが凄い。言葉では言い表せないけど、なぜか泣きそうになる。

「ガラス屋の父のために、ガラスを割る少年」って、チャップリンの『キッド』へのオマージュなのかなー?
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