いちご

ぼくたちの家族のいちごのネタバレレビュー・内容・結末

ぼくたちの家族(2013年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2024.1.5シネマでChu!
母親の病気がわかった時点で余命1週間という余命宣告。母親が11社ものサラ金から300万もローン、しかも父親の会社は6500万の借金があることがわかる。長男のところはこれから赤ちゃんが生まれるというのに。そんな状況の中、何件もの病院をまわり、ある病院の医師が、脳腫瘍ではなく治療法がある悪性リンパ腫の可能性があると指摘。そして詳しい検査ができる病院を紹介してくれる。ほんと、出会う医師によってこんなふうに道が開けるんだなー。

Wikiより→著者の早見和真が自らの実体験を元に描いた作品。自らの母親が2008年に余命宣告を受け、新たな病院を探していた2010年1月から連載を開始。過酷な状況下であったが、母親が亡くなってからでは美化してしまうと考えてあえてこの時期からの執筆に踏み切った。当の母親も「私の治療費を取り返して」と応援してくれ、父親も息子が小説を書いていることを喜び、周りに配っているという。母親は5年の闘病後、2013年9月に亡くなっている。
2011年3月に「砂上のファンファーレ」というタイトルで単行本が発売されたが、2014年、今作を原作とする映画の公開を機に改題され、映画のタイトルと統一されて文庫化された。
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