ニクガタナ

恋人はセックス依存症のニクガタナのレビュー・感想・評価

恋人はセックス依存症(2012年製作の映画)
3.5
セックス依存の自助グループのメンバーたちが赦しあって助け合い、分かりあう大人の群像劇。誤解がいざこざを産む脚本。邦題の印象ほどコメディ感はない。まさかのこれもマーク・ラファロ主演。なんか今まで観てきた作品のせいで、硬派な印象だったんだがこんなにラブコメに出てたとは。そして薬中の息子との関係に悩む元アル中の役でティム・ロビンスまで。豪華キャストだ。主演作を1本も観てないグウィネス・パルトローも大人の女性の魅力振りまいて、蜜月模様の会話がイカしてる。自慰と痴漢がやめられないデブの医者が良いキャラしてて、セックス依存症の女性との友情関係が素敵。節制破ってスリップしたり、しかけたりの表現が上手くて、それぞれの苦悩がけっこうグサグサ刺さり、それぞれを応援してしまう。ちなみに「恋人は~」ときたら「サンタクロース」と答える世代。
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