エアール

サプライズのエアールのレビュー・感想・評価

サプライズ(2011年製作の映画)
3.6
父と母、35周年となる結婚記念日を祝うために別荘に集う大家族
ーー父 ポール × 母 オーブリー、
長男 ドレイク × 妻 ケリー、
次男 クリスピアン × 彼女 エリン、
長女 エイミー × 彼氏 タリク、
三男 フィリックス × 彼女 ジー。

この時点では知る由もない。
殺戮と鮮血、そして衝撃が彼らを襲うことなど 笑

テンポ感の良さ、途切れない緊張感、
目を背けたくなる惨殺シーンの連続、
そして吸引力
アダム・ウィンガード監督の手腕がうかがえますね!!


惨たらしく何者かに殺害される男女、
別荘に集う大家族、
兄弟間の溝、
2階に何者かの気配、
裕福な両親、一方で貧しい息子娘ら、
応答しない隣家、
動物のマスクをつけた連中と予期せぬ襲撃
ーーヒツジ、キツネ、トラ、
クロスボウ、鉈、手斧、ワイヤートラップ、…、ガラス、アイスピック、トンカチ、レンチ、ハンマー、果物ナイフ、…、
頭を矢で射抜かれたり、ワイヤーで首がパックリ裂けたり、鉈で喉を搔き切られたり、
手斧を顔面に振り下ろされたり、と…
1人、また1人と絶命していく。

なぜマスク連中は自分らを殺すのか
ーー単なるサイコなのか、はたまたウラがあるのか、
サバイバルの心得があるエリン
ーー誰にも打ち明けず秘密にしていた、サバイバル・キャンプで育てられた過去、
身を護るべく応酬へ、
互いに犠牲を出しながら殺戮は続く。
殺るか殺られるか….。


マスク連中とこちら身内の会話から
状況は一変、
意外な展開へと進む…。


奮闘するエリンにシャーニ・ヴィンソン、
他ウェンディー・グレン、
エイミー・サイメッツ、
マーガレット・ラニー、
ケイト・リンシール、
母 オーブリーにはバーバラ・クランプトンと美の集結です 笑

死闘の末にたどり着く結末、
人間の弱さと狂気、もしもっと円満な家族だったら結末も違っていたのかもしれません。
エアール

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