ドルジ

ロスト・ボディのドルジのレビュー・感想・評価

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)
3.4
67点(100点満点中)
〈脚本〉33/45点
ミステリー要素の強いサスペンス映画で、遺体が消えたという設定を活かしたホラー演出も多かった。終盤まで、登場人物の設定や事件の設定に無理があったり雑だと感じる部分が多かったが、ラストでそれらの違和感が一気に回収されるのは気持ち良かった。しかし、その違和感やB級感が終盤まで持続するので、せっかく良いオチだっのに観終わった後の印象はあまり良くなかった。また、主人公他登場人物の人格もあまり好きになれず(これもラストのフリになってはいるのだが)物語に乗り切れなかった
〈演出・撮影〉16/25点
特に印象に残るシーンやカットは無かった。普通に見やすい画作りはされていた。ホラー演出に関してはやや中途半端な印象で、やるならもっとガッツリ怖がらせて欲しいし、別にやらずにサスペンスに注力した演出でも良いと思った
〈音楽〉5/10 点
全く印象に残らず
〈演技・キャスティング〉6/10 点
〈印象〉7/10 点
ラストの伏線回収が素晴らしく、ミステリー・サスペンス好きなら観て損は無い。しかし全体に漂うB級感(低予算感)が作品の質を下げており勿体無かった
ドルジ

ドルジ