上質なSF作品。約3時間ダレずに観られたのがまずスゴい。
小難しい理論とか宇宙の壮大さを、極めてミクロな「家族」という軸でヒューマニズムな作品に仕上がっているのも素晴らしい。
家族に感情移入してしまっているから、最初の惑星のウラシマ効果は観ててつらかったなぁ...。着陸前の「1時間=7年」って聞いてクーパーが躊躇する表情がなんとも言えない。子どもの成長を見たいよなぁ。その後のビデオレターのシーンは本作屈指の名場面だと思う。
最後は少しご都合主義だけど、映画だからそれもまたいいじゃない。
アメリアはきっと救われたと信じたい。
そしてなによりこの映画の1番の功労者はTARS!無事でなにより!最後正直度が5%上げられてて微笑んだ。