このレビューはネタバレを含みます
とても作り込まれた作品故に、もう一度見たくなってしまう。
壮大なストーリーと伏線回収が見事だった。
ラストの5次元空間の描写は、正直よくわからなかったけど、未知なものであるからこそ描けるイマジネーションの感じは悪くない。
結局、人類を救ったのは愛の力という不可視で曖昧なものだったが、そういう考え方は結構好き(笑)
それを踏まえると、エドマンドの星でアメリアが宇宙服のヘルメットを取ったシーンは感慨深い。科学的根拠を指摘されてクーパーに反対された星に酸素があったわけであり、科学よりも愛なのだというメッセージを感じた。
何にせよ、いろいろ考えさせられる作品。
長さを感じさせなかったのは素晴らしい。