インターステラーのchikoのネタバレレビュー・内容・結末

大学生ぶりの鑑賞。5次元の理解度が変わらずがさがさなのは横に置いておくと、個人的には、マン博士のフルネームが「ヒュー・マン」というところが味わい深かったです。先遣隊のひとりの天才科学者で、片道きっぷの覚悟を決めて飛び立ったはずの博士でさえも孤独の前には無力で…彼は人間の性としての存在なのかなと感じました。他の作品でも、卓越した魔法使いや天才科学者が肝心なところで「愛じゃよ、愛」とか言い出すことが多いけれど、それは逃げではなくて、突き詰めるとやっぱりそこに行きつくのかな、とか、お医者さんが哲学を学びなおしたりするのもそういうことなのかな、とかいろいろ考えました。