てすら

インターステラーのてすらのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
4.1
異常気象によって食糧不足となり,また資本や技術開発よりも食糧生産の方が社会的に重要となった近未来(数十年以内には人類は地球に生存不可).
その末期的状況の人類・家族を救うために立ち上がったメンバーの一人である主人公(クーパ)の,時間,空間,星を超えた家族愛(父と娘)の物語です.

音楽と描写が相まってあたかも自分もその場面(星や宇宙船)にいる感覚を覚えます.

ただノーラン作品には多いようですが,キャラの行動動機がはっきりと描かれていないため,登場人物の言動の因果がわかりにくい場面が多々ある.(中盤以降のマン博士の行動因果が特に分かりにくい)

しかしながら描画・表現,伏線・キーワードの回収などは名作と言えるほど素晴らしいです.
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