リミナ

インターステラーのリミナのネタバレレビュー・内容・結末

インターステラー(2014年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

特に前情報も無く観たので、SFでありつつそういう方向性の作品なのかーと意外性がありました。
本作は、最終的にプランAの実現に望みがあったことや、居住可能な惑星は当初アメリアが愛する者のために向かおうとした星だったことから、”愛”に肯定的な作品なんじゃないかなと。

人間が極限状態に陥ったとき本性が現れると言いますが、この作品ではそうした状況下でのヒューマンドラマに焦点が当てられています。
人類という非常に大規模な存在のために自分の命を賭けられるのか、いざというときは自分や親しい者を優先してしまうのではないか、そういった視点での物語の展開があったのも好印象でした。

あと、長時間に渡って重苦しい内容だと視聴者もストレスを感じがちですが、時折あるTARSとのユーモアあるやり取りが良い息抜きになっていたので、暗くなり過ぎず結末まで見届けることができました。
リミナ

リミナ