MN11

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌のMN11のレビュー・感想・評価

3.7
うだつの上がらないシンガーのルーウィン、家も寝る場所もない彼だが、心の中の強い芯を支えにギター1本で活動を続けるかなりの硬派。

いろいろな事柄にコテンパンにやられ続けても、彼の中には信念があって活動を続ける、前に進むでも後ろに下がるでもなく。

音楽と共に人生を生きていく、売れないアーティストのとある一週間。
売れるために、様々な事をしている周りとの対比が明らかだった。

観賞中少しでいいから、ルーウィンディビスの音楽が報われる瞬間を!と思った。
とくにあの父親に聴かせる場面‥、少しルーウィンも初心に帰りたかったのでは‥!?

うーん、彼はその後どうなったのだろう‥。
哀愁と余韻漂う映画、観た後も色々と考えてしまいます。

あとはキャリーマリガンと猫の破壊力も見所です。
MN11

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