芸で生きるという事、道を極めるということはどういう事か…。
努力という言葉の厚み…。
なりふり構わず前に出る、モラルなんて欠片もない。
観た後、芸に関する事で飯食ってる自分の保守的な部分が炙り出され、恥ずかしさを憶えた。
頭にバケツで水かけられた様な気分だった。
『もっとできる』『想像の上を行く』、世間に使い古され過ぎて、(笑)がつけられそうだが、この映画のは温度がガチだった。
魂をちゃんと描いている映画はいつも感動してしまう。
監督は劇中レベルの努力をしその道を諦めたと知ったけど、その熱量が200%含まれてた。
その経験を映画に昇華させた事に、心震えました。
家族の優しい愛情に包まれるも早々に、戦う姿勢に戻ったシーンがお気に入り。
ラスト10分の爽快感はエンタメしてるし、人にも薦めれる映画です!