どこを切り取っても絵になる美しい構図とゆっ～くり近付いたり横移動したりするカメラワーク、限界まで下げたようなクールな彩度。中盤の目が変になる演出(技術名が不明)衝撃のラストには鳥肌。
こんな芸術性の高い映画、好きに決まってる。
5.0に一歩届かず4.9にしたのは、表面的な事しか掬い取れず、この映画の本質的な部分には全く辿り着けなかったから。
近いうちに再鑑賞して、ちゃんと理解を深めたい。
余談だが、ファッションもかなりツボ。茶色い小ぶりなレザーショルダーとエアリーなスカートに、足元はアンクルではなく甲に渡るストラップのハイヒールを合わせたフェミニン×大きめのアウター、ベレー帽、マットゴールドのめちゃデカボストンバッグというマニッシュなアイテムの合わせ技が最強に素敵で真似したいスタイリング。手首のアップになると袖のディティールがまた繊細で抜け目ないオサレ。
