私のことは遊びだったのね

ノスタルジアの私のことは遊びだったのねのネタバレレビュー・内容・結末

ノスタルジア(1983年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

★★★★★it was amazing
『ノスタルジア』 アンドレイ・タルコフスキー監督
Nostalgia

冷戦下、核戦争の危機
国境をなくすことができない世界へのメッセージ
国境をなくすこと・・・(1+1=1)

& 芸術を表現するため、家族を捨て
亡命を決意していたタルコフスキーのノスタルジー
主人公=アンドレイ・タルコフスキー

教会での聖母マリア
出産する女性へのリスペクト
男としてのアイデンティティ、何が残せるか
映像作家として何が残せるか?(亡命を選択)

翻訳できない芸術=エウジェニアとの未完成な関係
もし国境をなくすことができたなら
=夢でゴルチャコフの妻がエウジェニアを慰める
=世界が救える

世界を救おうと考える神秘的な狂信者ドメニコ
パンとワイン=神に近い存在=キリスト
=ゴルチャコフ=タルコフスキー

妻、母、娘、息子
カメラがパンして再び妻、母、娘、息子
・・・(1+1=1)

ゴミだらけの街=世界の終わり=核戦争後の世界
”なぜこんな悲劇が起こる?”

廃墟での女の子の名前アンジェラ=天使Angel
=何かが生まれるor生まれ変わる

イタリアの寺院の廃墟に
ロシアの故郷が重なる=国境がなくなった
(1+1=1)=世界の平和
=タルコフスキーの亡命の決意

【再鑑】2020/5/17