たいら

47RONINのたいらのレビュー・感想・評価

47RONIN(2013年製作の映画)
1.5
5分に一回どころか、1分に一回ツッコミがある。というか、ツッコミ過ぎて疲れて嫌になる。馬鹿さを楽しむB級感より、呆れることで馬鹿映画にもなってないから只々きつい。

この突き抜けた頭の悪いデザインや勘違い文化のムズムズ感、何かと思えば三國無双とか戦国無双の無茶苦茶感。中途半端に日本好き感を漂わせてるあたりが、更に疲れを加速させる。

追加撮影や編集に次ぐ再編集などの連続で予算肥大、との事でこの新米監督は二度とハリウッドの監督椅子に座れん程の失態で、苦渋を飲んだはずだ、これは監督としてはある種の「死」である。

きっと自分の思う通りにいかず、プロデューサーや偉い人から怒られてたはずだ。しかも当時はもちろん、今でも視聴者からは叩かれる見下され、、、あれあれ?これってある意味、赤穂浪士の気持ち制作中より分かるんじゃない?今ならもっとマシな47RONIN2とか、47RONINリローデッドとか、帰ってきた47RONIN とか作れるんじゃない???

と煽りたくなるほど一体なんなんだろかこの映画は?というお粗末なダメ映画。
たいら

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