このレビューはネタバレを含みます
アクションとしてもかなり面白いヒーロー映画
MCU9作目キャプテン・アメリカの単独作品
今作はキャプテン・アメリカの単独作品でありながら、かなり物語が進む事になる。
世界を守るためにシールドはインサイト計画を進めており、アベンジャーズで登場したヘリキャリアを3機も建造していた。
衛星からキャッチした情報を元に空中から敵勢力を狙撃し、一度に何万人も殺害することができるという恐ろしいものであった。
しかも、キャプテン・アメリカ一作目で戦った敵勢力のヒドラが実はまだ大勢生き残っていて、シールドに多数潜伏していることが判明する。
ヒドラはこのインサイト計画を乗っ取り、ヒドラに敵対する勢力を一掃することを企てる・・・。
単純に本作はストーリーが面白い。
今まで味方と信じてきたシールドが実は敵だったことが判明し、誰が敵かわからない恐怖を描いている。
まさかあのニックフューリーが暗殺されてしまう件はかなり衝撃的だった。
キャラクターも魅力的で、本作のタイトルにもなっているウインターソルジャーが恐ろしい程に冷酷で強い男で、まともに対抗できるのはキャプテン・アメリカしかいない。
彼の戦闘シーンは全て面白い。
他にも、新ヒーローであるファルコンも登場し、キャプテン・アメリカの強力な味方として活躍する。
本作で最も素晴らしい点はアクションである。
ヒーロー映画でありながら、すべての戦闘シーンで本格的な格闘アクションを繰り広げる。
最初の船での戦闘シーンでそれを感じることができるだろう。
また、街中でのウインターソルジャーとの戦闘や、ヘリキャリアの戦いも何度も見返してしまうほど面白い。
そして、MCUとしての物語は、アベンジャーズの時に登場したロキのセプターが、ヒドラ手に渡っていたこと。
そして、ヒドラによってクイックシルバーとスカーレットウィッチが作られていたことが明かされる。
MCUの物語を追う上でも重要な作品であるので、視聴必須な作品だろう。