Kenta69

白痴のKenta69のレビュー・感想・評価

白痴(1951年製作の映画)
4.0
原節子の悪女役初めて観て凄みありすぎて、びっくりした!翻弄される切ない男役の三船敏郎も新鮮でした。終盤のオルゴールを使った演出とか、良くも悪くも演劇的な印象でしたが、主演4人の愛憎交差する緊張感あふれる展開に目が離せませんでした。50年代の札幌の風景も良かった。黒澤明は、活劇の人であり、文学の人ではないて意見もありますが、僕は『酔いどれ天使』『赤髭』『天国と地獄』『生きる』『どですかでん』等の活劇以外の黒沢もかなり好きです。
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